今日、小説を読み終えました。
流星ワゴン (重松 清さん)。
感動してちょっと泣けました。
最近読んだ本の中では一番心が揺り動かされました。
お勧めです。
と、Second Lifeなんの関係もない話するのもあれなんで、無理やり話をもっていってみると。
いきなりですが、Second Lifeやってて感動したことあるでしょうか。
感動させられるようなものを表現できるのか。
映像や音楽のマルチメディアで感動させるようなものを表現出来るんだろうなとは思います。
「火垂るの墓」とか映像流されたら、節子かわいそうにとか泣いてしまいそうです。
でも、それってRLのものです。 RLからSLに持ち込んだもの。
Second Lifeという閉じた世界だけでって制限したら、どうなんでしょう。
ものすごい造形美ってことで感動したりするんかな。。
もうひとつ、感動してるのはだれ、というかなに?
自分には違いないんですよね。 わかってはいるんですが。
はたして、感動しているのは生身の自分か、アバターに乗り移ってる(?)自分か。
ややこしいからどっちでもいいか。
なんかそんなことをぼーっと考えたりして。
本屋に寄ったとき、久しぶりにファウンデーションシリーズを手にとってみました。
アイザックアシモフ。 好きなんですよね。 ロボットシリーズとファウンデーションシリーズは全部読んだかな。
普段、SLで物作ったりするときに思うんですけど。
RLの模倣じゃなくて、たとえばRLとは全然別のSLっていう世界があって、そこで何千年とか何万年とか人間(アバターね)の歴史があって、その先にある世界にいて。
その人間は、飛べたり、寝たり食ったりする必要なくて、ってな世界。
さてそれで、じゃあなに作ろうか。 って考えるんだけど、なかなか無理だね。
なんかせっかく別世界なんだから、そんなイメージの場所とか物を作ってもいいんじゃないかと思うんだけど。
RLを引きずったものしかイメージがわかない。
「やっぱ家が一番おちつくわ」という旅行から帰ってきたときの母親の声が聞こえてくる気もする。
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今日の一枚:渋谷のエスプリで